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ビール紹介第43回です。
今回もクリスマス限定のビールをご紹介します。リーフマンのグリュークリーク(Liefmans Glühkriek)です。

このビールがクリスマスのビールであるのは、ラベルのチェリー(クリーク)が雪をかぶっていることからも明らかですが、実はグリュークリークという名前からも見当がつきます。

皆さんはグリューヴァイン(Glühwein)という飲み物をご存知でしょうか?
ドイツでは、クリスマスになると砂糖やシナモンなどで味付けした赤ワインをホットで飲むという風習?があるそうです。そのグリューヴァインになぞらえて、クリスマスにチェリービールをホットで飲もうという趣向なわけですね。
実際、普通のフルーツエールはもちろん冷たいまま飲むものですが、このグリュークリークはホット(50℃くらい)で飲むものだそうです。


◆飲んでみました
というわけで今回は、ちゃんとビールを暖めて試してみました。
まず、香りがとても素晴らしいです。ホットにしたことによりシナモンをはじめスパイスの複雑な香りが活性化されています。そこにチェリーの甘い香りが加わり、なんとも言えません。
口に含むとチェリーの酸味がかなり強調された味になっています。甘味もあるのですが、酸味に負けてしまっています。

後味はビールを思わせるモルティな味がふんわり感じられ、フルーツが入っていてもあくまでビールらしさを保っています。アルコール度数は6.5%でした。



◆念の為というか比較のためというか、冷やした状態でも飲んでみました。

香りはチェリーの甘さが前面に出ていて、スパイシーさはわずかに見え隠れする程度です。香りはやはりホットに負けてしまいますね。
口に含むと、シナモン風のスパイシーさはやはり感じられますが、それ以上にチェリーの酸味と甘味が程よくマッチしています。炭酸ガスはまったく感じません。
後味はホットと同じでモルティです。
冷たくても十分おいしいです。


◆最後に
ここからはあまり知らなくてもいいような細かい話です・・・。

果汁入りのビールと言えば、ベルギービールの世界ではいろいろ種類がありますよね。それらの多くは「フルーツランビック」というカテゴリーに属するビールですが、このリーフマンは実はフルーツランビックではありません。
フルーツランビックは野生酵母を使った自然発酵のビールに果実または果汁を加えて作るものであるのに対し、リーフマンは上面発酵のビールを作り、そこに果実を加えるという製法で作られています。カテゴリーとしては「フルーツエール」と呼ばれたりします。

ベルギービール、細かいですねぇ!


因みにランビックについては、年明けに特集を組む予定です。


クリスマスビールがもう一本手に入ったので、
次回もクリスマスビールをご紹介することにしますね。

by 237takeshi | 2004-12-21 21:38 | ベルギーのビール

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