チリビールを飲みました
2005年 07月 04日
今回は久しぶりに「キワモノ系」(関係の方、失礼!)で行こうということで、アメリカのチリビールをご紹介します。
唐辛子が丸々一本入っているビジュアルで結構有名だと思います。
ボトル側面のラベルによれば、このビールは添加物、保存料、人工香料などは含んでいないらしいので、見た目とは裏腹に真面目に(?)つくられているそうです。
◆恐る恐る飲んでみました
見た目はいかにもアメリカンピルスナーっぽい普通の黄金色です。泡立ちは良くありません。
香りはほんのりホップ香がするくらいで、それ以上に唐辛子の香り(青臭いような、ししとう/ピーマンをも思わせるあの感じです)が印象的です。
口に含むと、ほんのりとした甘さ、同じく若干の苦味を感じさせ、ボディは思いのほか激痩せではないのがわかりますが、すぐにそんなことは最早どうでもいいくらいの辛さが襲ってきます。
私は基本的にどんなに辛いものでもおいしく戴けるタイプなのですが、それでも「なかなか辛いなぁ」と思わせるようなレベルの辛さでした。
おそらく辛いものがあまり得意でない方にとっては、飲むのもつらいほどの辛さに感じられてしまうかもしれません。
実際一本飲み終わるころには、唇全体がピリピリして大変でした。。
◆折角だから、
素晴らしい辛さを演出してくれた唐辛子にもちょっと注目してみましょう。ラベルによるとこの唐辛子はセラノペッパー種というものらしく、ししとうよりも二回りくらい大きいでしょうか。
実(み)は肉厚で、ピクルスでお馴染みのハラペーニョ種によく似ています。このセラノペッパー種もピクルスによく使われるそうです。
好奇心から思い切ってかじってみたのですが(←無謀)、意外にも辛さはなく、かと言って味がついているわけでもないのでただただ青臭いばかりでした。。
◆最後に
「ライトなアメリカンピルスナーにピリッと効いた辛味がアクセント」・・・なんて誰でも思いつきそうなフレーズで締めるのは恥ずかしいですが、本当にそんな感じです。
この時期にキンキンに冷やして飲めば面白いかもしれません。
ただしくれぐれもグラスには注がず、ボトルのまま飲むのをおすすめします。
さもないと唇がピリピリですよー。
・価格(参考):¥360
・アルコール度数:4.5%
・内容量:350ml
・輸入者:日本ビール
・私の好み度:★☆☆☆☆(5点満点)
(キライではないんだけど)