ビール紹介第137回です。
また随分と間が空きましたね。
今回は沼津のベアードビールのレッドローズです。
少し前に買ったものですが、保管状態は悪くなかったと思うので大丈夫でしょう。
ベアードビールと言えば、
Webサイトが素敵です。
ビールに関する熱い想いが綴られているだけでなく、それぞれのビールについての説明がなされており、さらには使用しているホップ、モルト等の情報についても明記されています。
ホップやモルトごとにどんな個性が出るものなのかについて興味を持ちながら飲んでいる身からすると、この情報がうれしくないはずはありません。
直接ブルワリーを訪れる機会を逸しまくっているのが残念なところですが、「いつか必ず」と心に決めているうちの一つです。
さて、前置きが長くなりました。今回はレッドローズです。
公式サイトにも解説があるように、このビールはエールを低温熟成したものらしいので、所謂「スティーム」の逆のことをやっているようですよ。
ベアードのグラスはないので、「レッドつながり」でなんとなくレッドバッハのグラスで。
見た目は普通に褐色ですね。若干の濁りありです。瓶内で二次発酵をしていますからね。
香りは、やはりカスケード由来の柑橘系が含まれるのですが、これがプンプンしすぎる程のイヤミな感じではありません。
そしてさらに、ほっとするような、落ち着くような、それなりに爽やかなんだけどイキイキするという類でないどちらかというと懐かしさを感じる香りがあるんですが、どうもうまく表現できません。。
・・・と困っていたら、「パイン材のような」という表現を発見して感動。そう、まさにそんな感じですよ。そうそう。胸のつかえがとれた気分です。パイン材万歳!(パクリ?)
口に含むと甘さはほとんどなく、ボディも軽めです。かわりに苦味は一本筋が通っていて、じわじわと後に残りつつも全体的にはすっきりした後口でした。このあたりはさすがに低温熟成の影響なのかな?と勝手に想像してしまいました。
「造り手のこだわりを感じるビール」なんて、言葉にするとすごく陳腐に聞こえそうですが、その言葉に値する素晴らしいビールでした。
・価格(参考):¥530
・アルコール度数:約5.4%
・内容量:360ml
・製造者:
ベアードブルーイング
・
私の好み度:★★★★☆(5点満点)
(おいしくいただきました。)
結局、